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最近読んだ本と読書の心構え

ノンデザイナー・デザインブック

読み始めた目的はデザイン周りで体系的な話を読んだことが無かったので、はじめの一歩として良さそうだったから。
Part1のデザインの原則は4つの基本原則「コントラスト」「反復」「整列」「近接」について様々な良いデザイン・悪いデザインの例を見ることが出来るので直感的に理解しやすかった。 すぐに使えそうなテクニックも多かったので色々と活かして行けそう。
Part2の活字でのデザインについては、なかなか普段文字を使ったこだわりのあるデザインを作る機会が無いのでなるほどそういうことに気をつけてデザインしていくんだなぁくらいの理解でサラッと読み進めた。
全体的に英語圏のデザインの話になっているのでそっくりそのまますぐに使えるテクニックかと言われるとそうでは無い部分があるかなという感じがするが、パート毎に用意されている日本語版補足がとても良くて参考になる内容だった。

「技術書」の読書術

自分の読書スタイルを見直したいということで読んだ本。
「技術書の」とはあるが読書についてかなり広範囲に適用できる内容だと思う。
読書の効率を求めて読書を始めないのは本末転倒というのは本当にそうだなと思った。
図書館を使う、洋書を読むといった多くの本に出会うための視点から実際に本を読む時の細かいテクニックまで網羅していて、今後スタイルを変えて読書の仕方が変わって来た時に読み返したりするとまた多くの学びがありそうな本だなと感じた。

読書について

自分の読書のスタイルは基本的に一冊に結構時間をかけてじっくり最初から最後まで読むという形だった。 時間や気合があるときにはこれでも問題ないが、一度本を読む習慣が途切れてしまうとすでに読んだ部分は忘れてしまっているし、だからと言って最初から読むのもなぁという気持ちになってそもそも本を読むハードルが上がり、さらに積読が増えていくみたいなことになりがちだった。
じっくり読むスタイルがどういうところから来てるかと考えてみると、小さい頃は小説などを読むのが好きだったので物語を読むような感じでなんとなく最初から読まないといけないという気持ちがあったり、サラッと飛ばして読んだところに重要なこととか学びがあることが書いてあるんじゃないかみたいな「もったいない精神」のようなものが働いていてこういうスタイルになってしまっていた。
このまま読書に対する腰が重くなって全然読めないというのは本末転倒なので少しスタイルを変えて読書に取り組んでいくことにした。
まずは最低限ということで決めたのは以下のルール。

  • 最初の1回は流し読みしながら印象に残った部分にマークをつけていく。読んだ後はマークを振り返って感想など書ければよいが一旦気にしない
  • 読み始めた目的と離れているとわかったり、段落に書いてあることが既知のものだなと思った場合は飛ばすくらいの勢いで読むのを意識する
  • 読書記録はアプリ(読書メーター)でつける

基本的にはこれくらいで、まずは目を通してない本を減らしていくという作戦。 もちろんちゃんと理解したいなという部分に時間をかけたりするのはOK、あまりにも時間がかかりそうだったら2回目でちゃんと読むとかもあり。 感想に関してはアウトプットは大事だけどそれが枷になって新しい本を読めないとかは避けたいので特にルールは設けない。 『「技術書」の読書術』に出てくる方法でまずやれそうなものを取り入れてみた。 気軽な気持ちで本読んでいくぞー。