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ピープルウェア
『ピープルウェア』の第3版を読んだ。
最近、ソフトウェア開発をするにあたって、以前よりも人と向き合う時間が増えてきたなと感じることが多くなってきた。
例えば個人としての生産性ではなく、エンジニアのチームとしてきちんと価値を出すことに取り組めているんだっけ?ということを考える場面であったりとか、今後の事業の方向性に沿って中長期的に変化に強いシステムを開発したいといった場面では自分一人の力では進めることが難しく、ドメインエキスパートと密にコミュニケーションを取りながら開発を進める必要がある。
そろそろチームメンバーの中でも社歴が長い方になるみたいなことも増えていく中で、レバレッジの聞くソフトウェアを開発していくためにもっと上手くやれる方法はないんだっけということを考えるための手札を増やしたいなという思いで読んだ。
- E係数(中断なしの時間数/机の前に座っていた時間)を計測する
- フロー状態に入れる時間がどれくらい確保できているか
- 出社して仕事をするタイミングを増やす
- 本の中でチームで熱量持って仕事をするためにはオフラインで食事をするみたいな取り組みが(想像していたよりも)何度も出てきた
- 人との繋がりを増やすという点でやっぱりオフラインの繋がりは大事だなということを実感した
- 実質フルリモートで働けるみたいな状態だが、まずは定期的な出社を増やしてみるという取り組みはしてみたいと思った
みたいな部分はすぐに取り組めそうなのでやっていきたい。
その他にも参考にできそうな部分が多くあったので、一つずつ取り組めることからやっていこうという気持ちになった。