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Escape from Tarkov

Kappa取得の瞬間

Escape from Tarkovというゲームで目標としていたKappaというアイテムを取得したので、これまでの振り返りとか自分がどういう形でこのゲームを楽しんでいるかというのをつらつら書く。Kappaを取るコツみたいなことには全く触れず、完全なポエム。多分。とにかくタルコフ市(熱心なタルコフプレイヤーのことをタルコフ市民と呼んだりすることがある)はいいところだよというのが伝われば嬉しい。

Escape from Tarkovってどんなゲーム?

ジャンルとしてはFPSと呼ばれるゲームで、基本は銃を撃って敵を倒すゲーム。多くの人が知っているようなバトロワや5対5といったルールのゲームとはちょっと指向が違っていて、フィールド上のプレイヤーやNPCと戦いながらアイテムを集めて脱出するのが目的のPvPvEと呼ばれるタイプのもの。
集めたアイテムはトレーダーと呼ばれるNPC(RPGのお店みたいな人々)に売ったり、他プレイヤーも利用するフリーマーケットで自分で値段を決めて売り払ったりといった形で換金でき、稼いだお金で装備を整えてまたフィールドへ...というのが基本的な流れとなる。
いろんな人が配信したり動画を出したりしているので、雰囲気の理解は実際のプレイ動画を見る方が多分早い。

Kappaってなに?

レイド(フィールドに出撃すること)中にプレイヤーに倒されるなどして脱出出来なかった場合は、基本的にそのレイドに持って行った全てのアイテムをロストしてしまう。
これに対する救済処置のような形でプレイヤーはコンテナと呼ばれるアイテムを持っており、このコンテナに入る分のアイテムはレイド中に倒されても持って帰れる、というシステムが存在している。Kappaは現状のゲーム内で最も多くのアイテムを入れられるコンテナである。
タルコフでは、レイド中にトレーダーから請け負った様々なタスクをクリアすることで報酬を受け取ることが出来る。別にガン無視でも問題は無いんだけど、効率的にタスクをこなして行くことで強い装備を使いやすくなり戦闘を有利に進めることが出来るので、多くのプレイヤーがタスクをやりながらゲームを進めることになる。
タスクの中には非常に高難易度だったり、いじわるだったりするものがあり、そういうのもひっくるめてなんやかんやたくさんタスクをクリアすると最終的にKappaを獲得することが出来る。

Kappaを取るまでの道のり

詳細な記録が残っているわけではないけど、たまたま取ってあったスクショとかチャットの履歴とかからどんな感じで進めてきたかというのを書いてみる。

時期内容
2021年10月ゲーミングPC&タルコフ購入
2022年7月初めてのワイプダッシュ?
2023年3月初42レべル達成
2024年2月初Kappa獲得

最初は確か配信を見てこのゲームめっちゃ面白そうと思いつつも、ゲーミングPCが必要だったのでハードルが高いなぁという感じで迷っていたと思う。そもそもちゃんとしたデスク環境とか持ってなかった。ついに一念発起してゲーミングPCを買ったタイミングで、すぐにタルコフを始めた。
そもそもこのゲームはPCゲーム初心者がやるには操作のハードルがめちゃめちゃに高いのだが、特に深く考えずやり始めた気がする。
履歴を見るに、買ってからがっつりプレイして楽しめるようになるまで半年以上は掛かっており、まったりとプレイしつつフリーマーケットを解放するかしないかくらいのレベルで1年くらい遊んでたと思う。多分全くやってない時期もある。
そこから徐々にワイプ(半年に一回のゲーム全体のデータリセット)と共にスタートダッシュを切るようになり、始めてレベル42になってからもKappa取得まで1年弱くらいかかっている。
ちなみに、今回のワイプで総プレイ時間は約1,100時間くらいになっていた。自分のペースで長ーく楽しめるいいゲームだと思う。

タルコフの好きな所

タルコフの楽しみ方は本当に十人十色。自分が好きな所はこういう所というのを紹介する。

音がとてもよい

フィールドを駆ける足音、草木を掻き分ける音、食べ物を食べる音...などなど、全ての音が聞いていて心地よい。自分が配信を見ていてタルコフというゲームに興味を持ったのがこの点だった。ASMRで自然の音とか聞くのが好きな人はめっちゃ好きだと思う。
ゲームに慣れてくるとこの銃の音いいなとか、こういうカスタムするといい音になるなみたいなのもわかってきて楽しい。
タルコフの音がどのように作られているかという動画も開発元が出しているので、それを見るのも楽しい。

なんか難しいことをこなしているという満足感

このゲーム、基本的な操作のみにおいてもやることがかなり多い。
銃をリロードする前にマガジンに弾を一つ一つ込めないと行けないし、回復も各部位の症状に対して適切なアイテムを理解して使用しないと行けない。戦闘中に銃が詰まりを起こして原因の解明・解決を複数キーで行わないと行けないとかもある。
ゲーム内にマップが存在しないので、最初は右も左もわからないフィールドをコンパス片手に恐る恐る進んでいくことになる。
そもそも普通にプレイするまでのハードルがめちゃくちゃ高いのだが、少しずつ学んでそれらが出来るようになった時の気持ちよさが異常。常になんか銃カチャカチャやっている自分カッコいい~って思いながらやってる。
戦闘中も容赦なく複雑な操作が求められるが、緊張感のある戦闘を行いながらそれら全てが噛み合ったとき、とてもタルコフしてるなぁ~~~という気分になる。

成長を感じられるゲームシステム

このゲームはワイプ毎にゲーム内のデータが全てリセットされる。そのため、ワイプの度に全ユーザーがよーいドンで一からゲームを進めることになる。
前ワイプで苦労したタスクが今ワイプでは簡単にクリアできるようになった!とかタスクで必要なアイテムを学んでいたおかげで売らずに取っておくことが出来た!みたいな感じでワイプ毎に成長を感じることができる。
戦闘に関してもワイプを経験する毎に勝てるシーンが増えてきて上手くなっている実感を感じられたりする。
自分はローグライク系のゲームが元々好きなので、そういう人はハマりそう。

ゲーム以外でも楽しめる

タルコフで出てくる銃やアイテムは実際に存在するものそのものだったり、元ネタが存在するものも多い。こういうものを集めたり、実際に触ってみることが出来るのも個人的に楽しいポイント。
自分は、シューティングバーというエアガンを撃ちながらお酒を飲めるバーに行ってタルコフに登場する銃を色々撃ってみたりした。
タルコフ内でもお気に入りのMP7を撃ったり、タルコフ市民なら大変お世話になるモシンをアイアンサイトで撃ったりした。

mp7
mosin

まとめ

ひとまず、目標としていたKappaを取ることが出来てとても嬉しい!!!1,000時間というキリの良いプレイ時間を突破したタイミングで取れたのもよかった。これからもまったりとタルコフ市での生活を楽しんで行きたいと思います。