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Windowsの開発環境を整える
私物・会社支給のものともにずっとMacをつかっていたけれど、PCでやりたいゲームがあったのと、コスパに惹かれてWindows PCを買った。 たぶん6年ぶりくらいのWindows。 基本はゲームができればまぁよしだったけど、せっかくスペックがよいものを手に入れたので普段の開発もこっちでできたらよいなと思いひとまず最低限の環境を整えた。
基本の設定
- CtrlとCapsLockを入れ替える
- MacでいうKarabiner Elementsみたいなものを探した
- Power ToysっていうMicrosoftが出しているソフトで設定できた
- 普段使いは問題ないんだけど、CapsLock + Shiftでショートカット打とうとすると大文字固定になっちゃう
- Macの時はCtrl+Tでいつでもターミナルを表示・非表示できるようにしていたんだけど、それを代替するソフトが見つからなかった
- 我慢の限界が来た時に頑張って探す
インストールしたソフト
- Chrome
- メインのブラウザ
- Edgeでもよさそうだけど、まぁ使い慣れているので入れた
- Inkdrop
- なんでもかんでもメモする用
- Electronのデスクトップアプリってメモリたくさん食ってあれだなと思っていたけど、クロスプラットフォームで使い心地が変わらないのは助かる
- Vimプラグインだけいれればいつも通り使える
- VSCode
- 普段の開発用
- Setting SyncでGitHubに紐づけていて、設定同期するだけでいつも通りになった
- Slack
- Macと特に変わらず
- Discord
- Macと特に変わらず
- ほぼゲーム用
- 1Password
- これがないと何のサービスにもアクセスできない
- 若干乗り換えも考えているけどとりあえず入れた
WSL2のインストール
昔だったら、VirtualBoxで開発環境立てる(しかもめっちゃ重い)とかしてたのがこんなに簡単になってるのかと感動した。
基本的には以下のDocの通り入れれば問題なかった。 https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install
Ubuntuで入れようと思っていたので、デフォルト設定でOK。
ターミナルの設定
WSL2を利用するためのターミナルソフトとして、Windows Terminalをダウンロードした。 Hyperも試したけど、Windows Terminalの方がデフォルトでフォントが綺麗に見えたのでこっちにした。 Windows Terminalをインストール後に若干設定を変更。
- 設定 > スタートアップ > 既定のプロファイルをUbuntuに変更
- 設定 > Ubuntu > 開始ディレクトリを
¥¥wsl$¥Ubuntu¥home¥<ユーザー名>
に変更 - 見た目とか
ターミナルの環境整備
- git
sudo apt get git
- GitHubの設定
- zsh
sudo apt get zsh
- zplug
- vim
- tmux
- 最初から入っていたけど、いつもの
.tmux.conf
だと動かなかった- zshのパスがMac用の
/usr/local/bin/zsh
になっていた。/usr/bin/zsh
に変更したら直った
- zshのパスがMac用の
- Mac用のステータス表示用のスクリプトとかは動かなかったので、修正が必要
- 最初から入っていたけど、いつもの
- ghq
- パッケージマネージャーでいれられないので、Goのインストールからする必要がある
- Ubuntuに最新のGolangをインストールするを参考にいれた
wget https://golang.org/dl/go1.17.2.linux-amd64.tar.gz tar -xzf go1.17.2.linux-amd64.tar.gz export PATH=$PATH:/user/local/go/bin go get github.com/x-motemen/ghq # dotfilesをcloneしてみる ghq get [email protected]:guri3/dotfiles.git
- dotfilesのcloneに使いたかったから先にインストールしたけど、anyenv入れてからでよかった...
- Ubuntuに最新のGolangをインストールするを参考にいれた
- パッケージマネージャーでいれられないので、Goのインストールからする必要がある
- anyenv
- とりあえず以下の2つ
- goenv: ghq用
- nodenv: このブログを編集できるようにする用
- とりあえず以下の2つ
- fzf
sudo apt install fzf
- Perlのエラーが出た
- ghqをgoenv使ってインストールし直した
ひとまずブログを書くための環境だけ整備した
ブログをビルドするのに必要だったもの
- nodenvでインストール
- node
- npm
- 最初nodeを17系でインストールしたら動かなくて、14系に変えてダウンロードし直した
- make
sudo apt install make
- gcc
sudo apt install build-essential
- エラーが出た順にインストールしていったけど、makeはbuild-essentialに一緒についてくるっぽい
所感
WSL2の使い勝手がよくて、結構さくっと開発が進められそうな環境になった。 いつも通りのエディタとターミナル、ブラウザがそろえばあんまり困ることはなさそうな感じ。 Web開発だったら一通りできそうだけどこれから使ってみていろいろ試してみて、必要ベースでいろいろ追加していく。 動作的にはMacのときは結構ラグかったVSCodeのVim拡張がサクサク動いていたりうれしいところがある。 あとは、細かいショートカットとかの違いが気になるけど、これは頑張って慣れていくしかなさそう。